2024/01/23 22:22

優しい笑顔と帽子がトレードマークの『わくさん』

わくさんのこの表情、とても素敵だと思いませんか。
はじめましてのわくさんでしたが、とてもフレンドリーなお人柄でお仕事のこと、ご自身のことなど
たくさんお話ししてくださいました。

この日は、野ノ湯に使用するマリーゴールドの花弁を一枚一枚丁寧にわけていく作業を担当されていました。

たくさんのお花。気が遠くなるような手仕事ですが、根気よく丁寧に植物に向き合われています。

わくさんの手元を照らすライトとルーペ。
これは、小さな虫などを取り除くためのものだそうです。

わくさんの手は、マリーゴールドの色素で鮮やかなオレンジ色に染まっていました。
その手を見せてくださるわくさんの表情がとても素敵で、一つ一つの仕事に誇りとお客様への想いを持って臨まれているのだなと感じました。
昔から、手を見れば仕事柄やその人の生き方がわかると言いますが、わくさんの手を見てこの言葉の意味がよくわかりました。
以前は、農業にも携わっていたそうで、当時のお話しも聞かせてくださいました。
こちらは、手のひらなのですが。。。

外側はご覧の通りの青色。この美しい青色、草木染めて使用する『藍』の色素が指先に付着しこのような指先になるそうです。
オレンジ色と藍色に染まった手は、わくさんのお仕事そのもの。


こちらは、草木染めの作業風景。『媒染』の工程を担当されています。
こうして、植物色素を留めていきます。こちらはle petit boisでは一番人気の『茜』を使用して草木染めをおこなっているところです。

丁寧にコツコツと。ひかり園さんの手仕事の魅力です。

次の記事へ続きます。。。

photo by  maiko hattori